重症児者福祉医療施設 原のご紹介 重症児者福祉医療施設 原 事務長 岡野 崇

 重症児者福祉医療施設原は、廿日市市で、定員は53名、短期入所7名の重症児者施設です。特徴は、療育活動部門をDA-WIN(ダーウィン)と呼び、“療育活動を専門化“することで、質の高い療育活動の提供を目指しています。短期入所のご利用さんにも療育活動を行っています。

 ではDA-WINとは??

 

 

 の頭文字を取っています。

 

 ご利用者さんもスタッフも互いに遊びを通して発見し合い、“わくわく”“いきいき”“のびのび”と楽しんでいきたいという願いを込めています。また、ダーウィンの進化論にもかけて、ご利用者さんの成長発達と療育活動部門の二つを進化させ続けたい思いも込めています。療育部門を本来の病院・施設の機能から外し、療育専門員(療育コーディネーター)を配置することで、病棟業務と並行しながら療育活動を進めています。設備としては、療育専門室を“スヌーズレンルーム”、“アクティブルーム”と分けて、活動の用途に合わせて行っています。またスパイダーもあり“たくさんの体験“をしていただいています。現在は療育専門員を4人配置、看護師もいますので、医療度の高い方へも療育を提供しています。こんな重症児者福祉医療施設原では、各スタッフが力を合わせて、ご利用者さんに色々な体験・経験をしていただき、“わくわく”“いきいき”“のびのび”と楽しんでいただけるよう支援させていただきます。

 

(2021年2月発行「Circle of Smiles」掲載)