○少しずつ秋の気配(=゚ω゚=) なるちゃん先生

∥セミの鳴き声からコオロギやマツムシの鳴き声へ…∥

 

 日中はまだ暑い日もありますが、朝夕涼しい風が吹いてきて少しずつ過ごしやすくなってきてるのではないでしょうか。

  夜になると秋の虫の声が聞こえてくる今日この頃です。猛暑と言われたこの夏ですが当たり前のように季節は変わりもうすぐ秋です。

…ということで流れでは虫の絵本かと思いきや、9月の行事のお月見にちなんで絵本は「おつきさまこんばんわ」をご紹介いたします。

 

🌕9月の絵本(ФωФ)

おつきさまこんばんは

 作・林明子  出版社・福音館

 

夜になったよ。屋根の上に少しずつ顔を出すおつきさま。

ねこが「おつきさまこんばんは」とあいさつします。

どんなお話ししているのかな?

 

☝ワンポイントアドバイス☝

 今年の十五夜{お月見}は9月24日だそうです。

中秋の名月ともよばれ秋の真ん中の意味で秋の月が1年で一番綺麗に見れるのでお月見の風習ができたそうです。日本の美しい繊細な行事ですね。

 とはいえ、現代の住宅事情では、なかなか月を見ることはむずかしいですね…。絵本の中のなんともかわいいおつきさまのお話を読んで楽しんでいただけたらと思います。まっくらな夜にぽっかりと浮かんだおつきさまにやさしく語りかけるように読んであげて下さいね。

そして裏表紙❗お子さんと一緒に「おしまい」のあとおつきさまのまねをしてみてください❗

 

❇one more❇

 以前のことですが、あるお母さんから質問を受けたことがあります。

「年齢に合わせて本を選んだほうがよいのでしょうか❓」ということでした。実は私自身もこのことについてずっと考えていて結局の所きちんと答えも出せないままでした。お話しているうちに、お子さんのために色々探して見たり見なかったりだけどすごく好きな絵本があると言われたときに、本屋や図書館には確かに年齢ごとに分けられたりしているけれど、そこだけにとらわれることもない、、お子さんを思いながらいろんな絵本を探すお母さんの心。そしてお子さんがその絵本が好きということが一番大切❗それが答だと思いました。ありがとうございましたあの時のお母さん❗